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〒180-0022
武蔵野市境1ー4ー3
イーストフィールド1F

武蔵野市のフライフィッシングプロショップです!お客様のレポートを随時発信して行ききますのでお楽しみに! 店主:横田 征巳


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スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様

2012年 10月 21日
スコットランドの最北端にあるルイス島で行われてた、ファリオクラブのサーモンフィッシングのイベントに参加しました。 開催する迄に5年近くの歳月を費やし、フランスから130本ものワインが運ばれて、ヨーロッパの国々、そしてニューヨークから各名門クラブが参加したフライフィッシングとハンティングのイベントです。

スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21331984.jpg





秋のシーズンを選んだのは、魚のサイズが落ちるものの釣果が期待できるからだそうです。当初、トーナメント式に釣れた魚を用紙に記入してディナータイムに発表して盛り上がる予定でしたが、ブラウントラウト以外はなかなか釣れず、ピリピリと緊張感が漂うようになり、用紙への記入は自然消滅となりましたが、サーモンが釣れると皆んな自分の事のように喜び合いました。アトランティックサーモンは思ったより釣れない魚の様です。 
スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21504417.jpg

川の水はヨーロッパの中でもまた一段と黒くブラウントラウトは保護色でブラック色に変化していました。
ウエットフライをナチュラルドリフトで流す釣りを毎日続けました。今迄は釣れなくてもキャスティングをするだけでも楽しく思っていましたが、今回の釣行でフライを流す事もまた楽しくなりました。
こちらでは、カーブキャストでのウェットフライの流し方を教えていただきました。ドラッグフリーで泳がせるフライはまるで水中のドライフライの様です。
私の想像していたサーモンがバシャバシャと元気に跳ねながら遡上する姿は全く見られず、魚影も確認できないブラインドの釣りが続きました。 広大な大地に蛇行しながら果てしなく続く川。 泥炭の地質に、ピンク色の植物で覆われたの土地はまるでスポンジの上を歩いているようでとても疲れます。 この様な状況の時は川のカーブになっているところだけを狙うと良いと教えて頂きましたが、それでも7キロ程歩きもうクタクタで次の日のスケジュールの狩りは、ライフル銃を持って獲物を追い、更に遠くにある丘を登ったり下ったりの繰り返すそうで、聞いただけですっかり自信を無くし釣りに集中する事にしました。

スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21343414.jpg


川の水はヨーロッパの中でもまた一段と黒くブラウントラウトは保護色でブラック色に変化していました。
スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21361297.jpg

ウエットフライをナチュラルドリフトで流す釣りを毎日続けました。今迄は釣れなくてもキャスティングをするだけでも楽しく思っていましたが、今回の釣行でフライを流す事もまた楽しくなりました。
こちらでは、カーブキャストでのウェットフライの流し方を教えていただきました。ドラッグフリーで泳がせるフライはまるで水中のドライフライの様です。
スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21372553.jpg


私の想像していたサーモンがバシャバシャと元気に跳ねながら遡上する姿は全く見られず、魚影も確認できないブラインドの釣りが続きました。 広大な大地に蛇行しながら果てしなく続く川。 泥炭の地質に、ピンク色の植物で覆われたの土地はまるでスポンジの上を歩いているようでとても疲れます。 この様な状況の時は川のカーブになっているところだけを狙うと良いと教えて頂きましたが、それでも7キロ程歩きもうクタクタで次の日のスケジュールの狩りは、ライフル銃を持って獲物を追い、更に遠くにある丘を登ったり下ったりの繰り返すそうで、聞いただけですっかり自信を無くし釣りに集中する事にしました。
川での釣りにこだわってルイス島を選ばれたそうですが(シングルロッド#7くらいの川です)毎日台風なみの暴風の中での釣りは、ダブルハンドにピッタリ状況でした。

スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21375161.jpg

北極からの強雨風が何の障害物も無く、直接この島に吹き付けるからでしょうか、お天気がめまぐるしく変わり暴風雨そして美しい青空の繰り返しの毎日でした。
パーティーではそれぞれの方達がアトランティックサーモンへの思いを話されました。想像以上に釣れない魚のようで、まだ見ぬアトランティックサーモンへの思いには、ドラマティックでお話をうかがっていても感動しました。なかなか釣れないのも人気の秘密なのかもしれません。
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最終日、私は幸運にも雌のアトランティックサーモンを釣る事ができました。遡上魚なのに鮮やかな婚姻色は全く見られず、川の色に染まって黒くなっていました。恋の季節のはずなのに?神経質そうに感じました。
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フライを静かに落とす事にとても気を使い、ラインでアタリを取るのでラインもじっと見つめ気が抜ける時がなく。最後のランディングの時は立っていられずに座り込んでしまいました。 アトランティックサーモンはゆっくりと時間を掛けて遡上するのが特徴ですが、産卵後はまた海に帰って行きそれを何度か繰り返すそうです。ファイトがとても強いのですが、他の遡上魚と同じく補食しないと思っていましたが、フライを丸呑みしていた事や勢い良くフライに出たりしたので何かを食べているようにも思われました。
スコットランド. アトランティック、サーモンフィッシング 大谷泰子様_e0202845_21414710.jpg


ギリーがリリースは無理との判断したので、ホテルに持って帰りましたが、奇麗にお料理をしていただいてとても感激しました。
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川に入って10日程だそうですが、卵はまだ小さくてイビツな形をしていました。隣りにあるのは肝臓で釣った人が食べるそうです。
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一生の思い出になる釣りが出来た事に、参加出来る様に甚大な努力をして頂いた、インターナショナルファリオクラブの日本代表の柴野邦彦氏、キャスティングを教えて下さった方々や仲間、悪天候の中の釣りや、同じ遡上魚マルタの釣り方を教えて下さった方々、皆さまに感謝の気持ちで一杯です。そんな経験全部がいかされて、アトランティックサーモンを釣る事ができたのと思いました。
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by ltl-yokota | 2012-10-21 21:51 | River&Stream